老人ホーム施設の「エアコン選び」におけるポイントとは?
私たちはいつも無意識のうちに呼吸をしています。
空気は目に見えませんが、生きていくために欠かせない大切なものです。
この空気が何らかの原因で汚れていたらどうなるでしょうか。
たちまち、感染症をはじめとする健康被害につながることになることでしょう。
また、現代の私たちは、1 日の大半の時間を室内で過ごしておりますので
より良質な室内空気を保つことは、健康面で有意義であるばかりでなく
快適性や仕事の効率性も向上させることとなります。
空調設備は、適正な維持管理がされていない場合
エアフィルタが目詰まりして空気が停滞して汚れたり
温度や湿度の調整がうまくいかなかったりすることがあります。
温・湿度調整がうまくいかないと、夏期では冷やしすぎによる冷房病
冬期では相対湿度が低下することによるインフルエンザの蔓延が懸念されます。
また、冷却塔や加湿器(特に超音波加湿器)の管理が悪い場合
レジオネラ属菌*等の細菌類が繁殖し、これを原因とする
感染症の集団発生につながることも考えられます。
このようなことから、健康被害の発生を未然に防止するためには
日頃から空調設備の管理を適切に行うことが大変重要です。
それぞれの機器の管理を適正に行いながら、必要に応じて空気環境の測定を行い
快適な室内空気環境を作っていくことが望まれます。
なお、建築物衛生法の適用を受ける建物では
二酸化炭素や相対湿度など7項目について空気環境管理基準を満たす必要があります。
そのため、多くの施設では、新鮮な外気を導入しながら冷暖房や加湿も行うことができる
大規模な空調設備(エアハンドリングユニット)を設けるケースも多くあります。
大阪府松原市にある「中村空調設備」では
18歳以上の方を対象とした求人募集をおこなっております。
現場における空調設備の施工業務を担当していただきます。
求人に関する詳細は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
NEWS