耐用年数とは国が決めた年数で、減価償却の計算に使われる固定資産が使用できる期間を定めたものです。

耐用年数が過ぎたからといって直ちにエアコンが故障するものではありません。

エアコンの耐用年数は以下の3つに分類されます。

1.出力が22キロワット以上のビルトイン・ダイレクトダクトエアコン⇒耐用年数15年

2.出力が22キロワット以下のビルトイン・ダイレクトダクトエアコン⇒耐用年数13年

3.ダクトを使わない建物建築後に簡単に取り付けられるエアコン（家庭用）⇒耐用年数6年

上記1,2が業務用エアコンに該当し、出力が22キロワットを境に耐用年数が変わることに注意が必要です。

実際のエアコンの寿命は、空調を使用している環境や作動時間によって変わりますが、一般的には6~15年が目安と言われています。

使用環境によって大きく変わるので、10年程度を一つの目安にすると良いでしょう。

エアコンの寿命を延ばすためには、定期的なメンテンナンスが大切です。

定期的に点検とメンテナンスを行うことで故障を未然に防ぐことができます。

また、メンテナンスでフィルターなどを定期的に清掃することで運転効率を落とすことなく長い期間使用することができます。

エアコンの寿命を延ばすためにも、消費電力を抑えるためにも定期的なメンテナンスを実施するようにしましょう。